名古屋市の公民連携について

公民連携を推進する背景・目的

背景

本市では、第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会の開催やリニア中央新幹線の開業など、市域に大きな影響を与えるプロジェクトが控えており、今まさに、世界から注目される魅力ある都市へと変貌を遂げるための転換期を迎えようとしています。

一方、少子高齢化の進行や大規模災害への懸念、社会インフラの老朽化など、近年、本市を取り巻く状況の変化に伴い、行政課題等の複雑化・多様化が進んでいます。こうした状況の中で、今後のさらなる社会情勢の変化に素早く的確に対応するため、民間のポテンシャルをより効果的に活用する仕組みを構築し、多様な主体と連携して取り組む必要性が高まっています。

目的

公民連携を行う目的は次の通りです。

01より質の高い公共サービスを提供するため

公民連携により、民間のアイデア・ノウハウを活用して、より効率的・効果的なサービスを提供します。

02新たな事業機会を創出するため

市が、自ら抱える行政ニーズを能動的かつ積極的に民間に伝え、民間のアイデアやノウハウを最大限に引き出し活用していくことで、民間にとって新たな事業機会の創出につなげます。

03地域経済を活性化させるため

公民連携による新たな事業の創出や既存の市保有資産の民間活用等を通じて、雇用拡大・企業誘致・まちの賑わい創出などにつながることで、地域経済を活性化させます。