公民連携実績の例

カームダウンルーム 誰でも観戦しやすいアジア・アジアパラ競技大会の競技会場づくりのための実証実験の実施(タック販売株式会社)

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カームダウンルーム・スペースは、発達障害、知的障害、精神障害などの障害のある方などが、外部の音や視線を遮断し、感覚過敏によるストレスを軽減し、気持ちを落ち着かせ、パニックを防ぐためのスペースです。昨今、利用を希望される方々から設置を希望する声が多く、空港等の公共施設に設置されています。

スポーツ市民局スポーツ施設課が所管する施設でも、アジア・アジアパラ競技大会の開催に向けた施設の改修を行う中で、カームダウウンルーム・スペースの設置を進めていますが、一方で、カームダウウンルームにするための部屋を確保できない施設においては、どのような手法でカームダウンルーム・スペースを設置すべきか検討をしていました。

そのような状況の中、タック販売株式会社より、設置のためのスペースさえあればどこにでも簡単に設置可能な組立式の個室型ユニットのカームダウンスペース(Pa・O Calm down)の既設公共建築物へ実証的に設置をする提案があり、総合体育館レインボープールにおいて、カームダウンルーム・スペース設置に向けた実証実験を令和6年8月末より開始しました。

 

本実証実験では、利用状況や利用された方にスマートフォンからアンケートにお答えいただき、ニーズや改善点などのお声とその結果を、今後のカームダウンルーム・スペースの本格的な設置に反映させ、利用しやすく、安心して使えるカームダウンルーム・スペースにしていきたいと考えています。

担当課 スポーツ市民局スポーツ施設課