■経緯
名古屋市が課題(テーマ)として掲げていた「公園緑地等における効率的な除草・雑草の発芽抑制」に対し、社団法人 間伐材ウッドチップ舗装協会、矢作建設工業株式会社、トヨタ自動車株式会社の3社から共同提案がありました。
■取組内容
この実証実験は、自然由来の素材のみで構成された木質化舗装技術により、5年以上の防草に加え、ヒートアイランド現象対策などの価値を提供しようとするものです。
具体的には、中村区中村公園(愛知県名古屋市中村区中村町高畑68)内の園路と縁石の間、ベンチ下の2か所(写真参照)において、実証実験を実施しています。
これにより、間伐材ウッドチップ使用によるCO2の地中への固定や剪定木ウッドチップ使用による廃棄物削減など環境配慮にも期待されます。
さらに、本工法の採用により県産材の利用促進に加え、街路樹などの伐採木の処理費用削減などが可能となります。また、この木質化舗装技術は、防草以外の用途への拡大も考えられます。
担当課 | 緑政土木局緑地維持課 |
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