募集期間
2022年08月30日~2024年03月31日
担当課
防災危機管理局・ 想定最大規模災害対策推進室
本課題は過去に募集した課題であり、現在は募集しておりません。
解決したい課題
市民一人ひとりが災害リスクを把握し、適切な避難行動がとれる周知啓発を行いたい。
想定する解決策
・防災をもっと身近に感じてもらうための周知啓発ツールの開発等
・子ども、高齢者、外国人などターゲットに応じたきめ細かな周知啓発支援
・啓発ツール等を活用できる場の提供
提案者側の想定メリット
・事業スキーム等のノウハウの会得
公民連携に期待する事項
民間の企画提案力、知識経験等を活用した、効果的かつ戦略的な広報の実施
本市では、過去に濃尾地震、伊勢湾台風、東海豪雨などの自然災害により大きな被害が発生しました。
将来においても、駿河湾以西の太平洋岸沖合にある南海トラフを震源とする大規模な地震の発生確率が、今後30年間で70~80%と切迫度を増しており、人的被害・建物被害など大きな被害が想定されています。
豪雨については、約30年前と比較して全国的に発生回数が顕著に増加しており、平成30(2018)年7月豪雨など国内各地で多大な被害が生じています。本市においても、1時間に50mmを超える集中豪雨の発生回数が増加傾向にあります。
本市南西部は、国内最大のゼロメートル地帯に含まれており、洪水や高潮による浸水被害とともに津波や液状化の被害が懸念されます。
こうした中、地震、津波、洪水など各種ハザードマップを発行していますが、過去に実施した市民アンケートの結果を見てみると、その内容はあまり認知されていないようでした。さらに、令和3年度末、大きく改定した風水害ハザードマップを全世帯に配布しましたが、その反響は少ない印象です。
令和4年5月に実施したアンケートにおいて、この風水害ハザードマップについて聞いたところ、「いつも見えるところか、すぐに取り出せるところに保管している。」と回答した方は、配布したばかりにもかかわらず46.2%でした。
また、令和4年6月には、市民一人ひとりの避難行動計画「マイ・タイムライン」を市公式ウェブサイトに公表し、令和5年3月には全世帯に配布予定ですが、適切な避難行動につながる周知啓発になるか不透明です。
市民への効果的な周知啓発につながるご提案をお待ちしております。
担当課 | 防災危機管理局・ 想定最大規模災害対策推進室 |
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担当部署の事業の概要 | ・想定し得る最大規模の災害対策の推進に係る企画及び総合調整に関すること。 ・想定し得る最大規模の災害対策の推進に係る関係機関及び団体との連絡調整に関すること。 ・想定し得る最大規模の災害に係る調査研究に関すること。 ・想定し得る最大規模の災害に対する防災意識の普及啓発に関すること。 |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | 啓発チラシ・ポスターの作成、風水害ハザードマップの全世帯配布、防災アプリの開発、港防災センターでの特設展示等 |
提供企業に求める専門性 | ・防災をもっと身近に感じてもらうための周知啓発ツールの開発や、あらゆる層をターゲットにしたきめ細かな周知啓発を実施するにあたり、様々な提案をできる実績・経験 |
提案できるリソース等 | ・関係機関等を含めた広報の実施 |
実施予定時期 | 令和6年度 |
提案の選定方法 | 提案を参考に、あらためて実施事業者の公募等を実施します。 |
予算措置の可能性 | 提案事業の実施状況により、今後の予算措置の可能性があります。 |
備考/その他参考情報 |
単なる製品紹介・製品導入等の提案はお断りします。 |