募集期間
2023年08月03日~2024年12月18日
担当課
住宅都市局・交通事業推進室
本課題は過去に募集した課題であり、現在は募集しておりません。
解決したい課題
新たな路面公共交通システム「SRT」で楽しく移動できる名古屋都心に!
想定する解決策
車内と停留所でSRTの付加価値を高める
・車内の機能(乗車の利便性を高める決済システム・予約システム、不安感を解消するAIコンシェルジュ、VR・AR活用を活用したエンタメ性向上 等)
※SRTの運行事業者は今後に選定します。なおmanaca等の交通系ICの利用を前提としますが、それ以外の決済システムの利用も検討中。
・停留所(待合)空間での機能(デジタルサイネージを活用したバスの運行情報のリアルタイム発信・まちの情報発信等)
・個人スマホ等で使える機能(スマホアプリ等を活用し、車内の機能や乗降・待合空間の機能と連携し利便性を高める、周辺のまちでも使えるサービス 等)
・SRTの導入効果やまちの賑わいをデータで押さえ、次の施策展開に活かす仕組み
提案者側の想定メリット
・東西ルートに導入予定の連節バスは名古屋で初めての車両であり、車両自体のインパクトや話題性が大きい。
・名古屋都心部の注目度の高い場所でまちづくりに携われる。
・SRTは、今までにない公共交通として、新しいものを実験的に取り入れながら常に更新されるシステムを目指しており、新しい技術の実証フィールド“riding lab”(ライディング・ラボ)としての活用も検討中。
公民連携に期待する事項
・SRTの存在、乗車体験といった情報を的確にターゲットに届けるノウハウを持つ企業等との連携により、SRTを魅力ある交通とすることを期待します。
・交通システムに留まらず、“まち“との連携(お店情報など)を提案、実施できる企業との提携により、SRTをまちに欠かせない交通システムとしていくことを期待します。
・リニア中央新幹線の開業に向けて、名古屋駅周辺や栄地区などで拠点開発が進むなか、都心の魅力ある地域をつないで回遊性を高め、賑わいを面的に拡大することが重要です。
・名古屋の特徴である広い道路空間を自動車から公共交通や人が優先の空間に転換し、誰もが気兼ねなくまちを移動でき、楽しむことのできる環境整備が望まれます。
・魅力あるまちをシームレスにつなぎ、走る空間が豊かなまちの景観を生み出し、ストレスフリーで楽しい移動を提供する「新たな都市のシステム」として、新たな路面公共交通システム「SRT」(Smart Roadway Transit)の導入を目指しています。
・SRTは、車両、乗降・待合空間(停留所)、運行サービスが相互に連携して機能するシステムであり、ウォーカブルなまちづくりとも連携します。
担当課 | 住宅都市局・交通事業推進室 |
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担当部署の事業の概要 | ・名古屋ガイドウェイバス株式会社が経営する軌道事業に係る企画及び経営の管理 ・ガイドウェイバスの次期車両更新等 ・新たな路面公共交通システムの導入の調整 |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | R4.9 名駅-栄で連節バスを用いた社会実験(体験乗車含む)を実施 R5.4~トータルデザイン懇談会でSRTの付加価値・デザインに関する検討を開始 R5 秋 広小路通の既存バス停で、テラス型乗降・待合空間の社会実験を予定 |
提供企業に求める専門性 | ・利用者のニーズを的確に捉え、情報発信やサービス提供ができる方 ・地域と連携した取り組みの推進、情報発信に長けた方 ・課題に対して新しい技術を活用してチャレンジングな提案ができる方 |
提案できるリソース等 | 【現在の検討状況】 ・名駅-栄の広小路通を通る東西ルートで当初運行を予定 ・最初は連節バス1台で運行開始 ・広小路沿いの停留所をテラス型とし、バスの正着性や乗り降りのしやすさを高めるとともに、賑わいを生み出す空間となるよう検討 ・車両や停留所、ロゴマークなどのトータルデザインを検討中 ※令和5年度中に、導入車両(メーカー)を決定し、乗降・待合空間の設計、トータルデザインの検討を進めていく予定。順次、関連情報の提供が可能です。 |
実施予定時期 | 今回提案いただく内容は、令和6年度末までに実装準備の完了を想定(車両製造や乗降・待合空間の整備に組み込む必要のあるものは、令和6年度早期の着手が必要) |
提案の選定方法 | 未定 |
予算措置の可能性 | 令和6年度予算による実装準備を想定 |
備考/その他参考情報 |
名古屋市HP:新たな路面公共交通システム「SRT」の導入に向けて https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000089453.html (SRT構想、社会実験、トータルデザイン懇談会等について掲載) |