募集期間
2022年08月15日~2023年08月31日
担当課
緑政土木局・都市農業課
本課題は過去に募集した課題であり、現在は募集しておりません。
解決したい課題
名古屋の「農」の象徴的存在である名古屋コーチンの消費拡大を図りたい。
想定する解決策
・イベント等による試食機会の創出
・ICT 等を利用した情報発信
・広報事業等の実施
提案者側の想定メリット
・一定程度認知度のある「名古屋コーチン」を活用した事業実施による社会的認知度の向上
・事業スキーム等のノウハウの会得
・関連業界等との関係性の構築
公民連携に期待する事項
・民間のノウハウ等を活用した広報展開力の強化
名古屋市民が名古屋コーチンに対して誇りと愛着を持ち、市民・市外在住者とも積極的に名古屋コーチンを消費する状態。
名古屋コーチンは、「なごやめし」として愛知・名古屋を代表する食材の一つであり、全国の鶏の中でも知名度が高いブランド地鶏として幅広く定着し、多くの人々から愛されています。
そんな名古屋コーチンの歴史は古く、明治38年3月10日に国産実用品種第1号として日本家禽協会から公認されました。卵をよく産み、肉もおいしいことから、「卵肉兼用種」に分類されており、「名古屋コーチン」という呼称で広く知られていますが、正式な品種名は「名古屋種」といいます。
明治時代から昭和30年代までの養鶏産業の発展とともに活躍してきたものの、昭和37年以降、外国鶏の輸入が始まると、「名古屋コーチン」は激減し、種の絶滅という大きな危機を迎えました。しかし、「おいしいかしわ肉を食べたい」という声を受け、本市が愛知県や業界等と協力して復活・普及に取り組んだことで、その危機を乗り越え、再び活躍の場を取り戻しました。
現在では、全国の鶏の中で最も知名度が高いブランド地鶏として幅広く定着し、多くの人々から愛されている名古屋コーチンですが、その一方で、「一度も食べたことがない」という消費者も多いのも実情です。
もともと名古屋コーチンの消費は家庭よりも外食産業によるものが大きかったことから、コロナ禍の影響を大きく受け、消費が大幅に落ち込み、在庫過多の厳しい状態が続いています。
古くから名古屋の食文化を支えてきた名古屋コーチンの消費拡大につながるご提案をお待ちしております。
担当課 | 緑政土木局・都市農業課 |
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担当部署の事業の概要 | ・農業技術の研究及び指導に関すること。 ・畜産技術の研究及び指導並びに家畜の改良増殖に関すること。 ・農業知識の普及啓発に関すること。 |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | 農業公園での飼育・展示・生産物販売、食農教育、歴史・文化伝承、PR イベント、産学官協働での商品開発、大学生と連携した普及事業等 |
提供企業に求める専門性 | ・ブランディングや魅力発信に関する知識・技術 |
提案できるリソース等 | ・プレスリリースの実施 ・関係機関等を含めた広報の実施 |
実施予定時期 | 随時 実現可能性の高い提案については、本市と面談打ち合わせを行い、実施予定期間等について協議します。 |
提案の選定方法 | 特に選定をしません。(提案内容が妥当であれば採用数を絞込みません。) |
予算措置の可能性 | 現時点で、提案事業者に対する予算措置の予定はありません。 |
備考/その他参考情報 |
単なる製品紹介・製品導入等の提案はお断りします。 |