テーマ型提案制度

【No.39】区政協力委員の業務量の効率的な実態把握手法等の募集

  • 子育て
  • 地域コミュニティ
  • 働き方改革

募集期間

2024年09月12日~2025年03月31日

担当課

スポーツ市民局地域振興課

本課題のポイント

解決したい課題

区政協力委員の業務量のほか、兼任している地域活動に係る業務量等の実態把握ができていない

想定する解決策

・区政協力委員に負担とならない手法による業務量の把握及び調査
・把握した業務量の集計・分析を容易に行う実施方法
・実証実験による検証

提案者側の想定メリット

・調査方法のアイディアを試行実施する機会の提供
・ノウハウの蓄積及び他のアンケート調査への横展開の可能性

公民連携に期待する事項

・これまで紙ベースで行っていた業務量調査は区政協力委員に大きく負担をかけていた。
・今後、負担を大きくかけることなく実態把握を可能とする方法を提案頂きたい。

本課題の詳細

本課題の背景・現状

 

非常勤特別職の公務員「区政協力委員」は名古屋市特有の制度で、地域と市政行政とのパイプ役を担っています。委嘱されている委員は現在およそ5,000人。区政協力委員の8割程度が町内会長などの地域役員を兼務しているほか、委員として以外にも、地域において様々な活動に尽力していただいております。

他方で、区政協力委員や兼務している役職の業務等を含めた担当者の全体の業務量の実態把握はできていない状況にあります。過去には実態把握を紙ベースのアンケート調査で行っていましたが、回答者(区政協力委員)に非常に負担がかかっていたのが実状でした。

また、現在の委員の年代別構成は、70代が最も多く約4割、次いで60代が多く約3割と高齢の方が多いため、デジタルデバイスに不慣れな方も多い印象です。

 

実現したい未来

 

区政協力委員として業務のほか、町内会長等兼務している役の業務を含めた全体業務量の実態把握について、なるべく調査自体が負担とならないように実施し、その上で、今後、市としても区政協力委員の業務量を減らしていきたい。

 

提案してほしいこと

 

・区政協力委員の負担とならないような業務量の調査・把握方法の提案

・調査・把握した業務量についての集計や分析が容易に行えるような方法の提案

 

提案者側のメリット

 

・調査方法のアイディアを、区政協力委員の方に対して実際に試行実施する機会があります
・当事業で培ったノウハウを、他のアンケート調査へ横展開できる可能性があります
・地域役員の業務負担軽減につながる自社ツール導入の相談も可能です

 

その他

令和6年度のプレ調査を踏まえて、令和7年度に本格的な調査の委託を予定(ただし、公募での募集となります)

募集概要

担当課 スポーツ市民局地域振興課
担当部署の事業の概要 ・地域振興の企画及び調査研究
・地域振興に係る市区の連絡調整
・地域コミュニティ活性化推進に係る企画及び調整
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 紙媒体によるアンケート調査
提供企業に求める専門性 特になし
提案できるリソース等 過去に行ったアンケート調査票及び回答
実施予定時期 令和6年度中にプレ調査(実証実験)を行い、
令和7年度中に本格実施を希望
提案の選定方法 令和7年度の本格実施の際は、提案を参考にあらためて実施事業者の公募等を実施
予算措置の可能性 令和6年度はなし
(令和7年度以降は提案次第で要求を検討)
備考/その他参考情報

・市公式ウェブサイト(名古屋市区政協力委員について)

https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/52-21-0-0-0-0-0-0-0-0.html