募集期間
2024年12月13日~2026年03月31日
担当課
名古屋市子どもの権利相談室 なごもっか (事務局:子ども青少年局子ども未来企画部子ども未来企画課分室)
解決したい課題
子どもには「困ったらなごもっかに相談していいんだ」と思ってほしい、
大人には「みんなで子どもの権利を守らなければいけない」と理解してほしいです。
想定する解決策
・子どもの権利や名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」について、課題を踏まえより効果的な広報方法や連携可能な企画
提案者側の想定メリット
・子どもの権利に対する理解がある企業(子育てを応援する企業、人権が尊重される企業、職員を大切にする企業)としてのイメージアップ
・ご希望があれば、連携企業を対象に擁護委員による講演・研修を行います (名古屋市内の事業所対象です。)
公民連携に期待する事項
・企業のアイデアや力を借りつつ、効果的な普及啓発を行うとともに、連携企業にも子どもの権利に対する関心・理解を深めていただくことで、子どもの権利を守る文化及び社会の実現につなげたい。
名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」は、名古屋市子どもの権利擁護委員条例に基づく、子どもの権利を守る相談室として令和2年1月に開設しました。
「なごもっか」を運営する子どもの権利擁護委員は、子どもの権利を守る文化及び社会をつくり、公平・中立かつ専門的な立場から子どもの最善の利益を確保することを目的に、独立した公的第三者機関として設置され、子どもや保護者などからの相談等に基づき子どもの権利保障をはかるとともに、子どもの権利に関する普及啓発を行っています。こうした機関は、指定都市として先進的な取り組みとなっています。
名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」では、様々な普及啓発活動に取り組んでおり、例えば、市内学校等を通じた携帯用カードなどの配布、子ども向けウェブサイトや公式Xを活用した広報、さらに子どもの権利擁護委員が学校や団体等へ出向いて行う「子どもの権利学習」を実施しています。
これまでの普及啓発の取組みにより、子どもの権利や「なごもっか」について、子どもや子どもの支援に関わる方を中心に一定浸透していると感じる一方、一般的には敷居の高い分野・テーマであると認識しています。その一例として、毎年度子ども向けと大人向けの活動報告会を開催していますが、参加人数があまり多くないことや参加者の属性に偏りがあることに課題を感じています。
すべての子どもは生まれながらにして一人一人大切にされる「権利」があります。子どもの権利は、本来身近に感じられるべきものであり、そして社会全体で守っていく必要があります。名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」は、子どもの権利を守る文化及び社会をつくるため、子どもの権利侵害に関する相談に応じるとともに、子どもの権利の普及啓発に取組んでいます。
子どもの権利を守るためには、子どもに対しては、「子どもなら誰にでも子どもの権利があること。そして自分の権利が侵害されたら相談してもよく、名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」はそれを守ってくれる相談室であること」を伝えたいと思っています。
また、大人には、子どもの権利を知ってもらい「子どもの権利を守る役割が自分たちにあること」を理解してもらえるようになる必要があります。
令和2年1月に名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」を開設以降、様々な普及啓発活動に取り組んでいますが、まだ十分とは言えないため、「子どもの権利がみんなにとって身近なもの(みんなの日常生活の中にあるもの)であり、社会みんなで守っていかないといけないものである」ということが広く伝えられるような普及啓発を行うことで、子どもの権利を守る文化及び社会をつくっていきたいと思っています。
・子どもの権利や名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」について、課題を踏まえ、より効果的な「広報方法(PR方法)」や「公民で連携可能な企画」を提案してほしいです。
・特に、子どもや市民にとって「子どもの権利が身近なもの(みんなの日常生活の中にあるもの)」と感じられるようなPR方法の助言や具体的な提案を期待しています。
(例)
商品パッケージに子どもの権利や「なごもっか」について掲載して販売
マスコットキャラクター「なごもん」を活用したPR
デジタルツール等を活用した効果的な普及啓発方法 等
・なお、市外に流通するような媒体であれば「子どもの権利」のPRに関する提案のみでも構いません。
マスコットキャラクター「なごもん」
・名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」とコラボすることで、子どもの権利に対する理解がある企業(子育てを応援する企業、人権が尊重される企業、職員を大切にする企業)としてのイメージアップが期待できます。
・社員が子どもの権利について理解を深めることで、職員のお子さんたちの“最善の利益”にもつながります!
ご希望があれば、連携企業を対象に擁護委員による講演・研修を行います (名古屋市内の事業所対象です。)
担当課 | 名古屋市子どもの権利相談室 なごもっか (事務局:子ども青少年局子ども未来企画部子ども未来企画課分室) |
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担当部署の事業の概要 | 「なごもっか」では、子どもの権利侵害に対して、子どもや保護者等からの相談・申立てや、自己の発意に基づき子どもの権利の保障をはかるとともに、子どもの権利に関する普及啓発に取り組んでいる |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | ・学校等を通じたカードや「なごもっか通信」の配布 ・公式ウェブサイト・公式Xや地下鉄広告等による広報 ・擁護委員による講演・研修 ・活動報告会(大人向け・子ども向け)の開催 ・子どもと一緒に広報用作品制作(動画・マンガ・絵描き歌) |
提供企業に求める専門性 | ・効果的なプロモーション、キャンペーンの企画のノウハウ(商品を活用したPR含む) |
提案できるリソース等 | ・子どもの権利や名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」に関する情報 ・マスコットキャラクター「なごもん」の素材 など |
実施予定時期 | 未定(できるところからはじめたい) |
提案の選定方法 | 提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない |
予算措置の可能性 | あり(提案内容によって検討) |
備考/その他参考情報 |
■関連ウェブサイト ○「なごもっか」公式ウェブサイト https://nagomokka.city.nagoya.jp/ ○名古屋市ウェブサイト「なごもっか」紹介ページ 名古屋市:名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」(暮らしの情報)
■留意事項 ・「なごもっか」を運営する名古屋市子どもの権利擁護委員は、いずれの機関(いずれの部署)からも独立した第三者機関として設置されており、普及啓発にあたっても「独立した機関であること」が伝わるよう表現等に注意が必要。(子ども青少年局子ども未来企画課はあくまでも事務局としての位置づけ) ・提案いただいた内容の検討にあたっては、弁護士や大学職員で構成される子どもの権利擁護委員と協議しながら行うこととなる。 |