募集期間
2022年08月30日~2022年10月31日
担当課
スポーツ市民局・地域振興課
本課題は過去に募集した課題であり、現在は募集しておりません。
解決したい課題
町内会等の地域団体における情報伝達の効率化、担い手の負担軽減に向けて、ICTの活用を促進したい。
想定する解決策
・高齢者にも使いやすく、地域活動の負担軽減につながるようなデジタルツールの提供
・地域活動のICT活用における相談窓口の設置や、専門的な知識を持つ人を派遣し、ICT活用の助言や操作サポートを行う体制の構築
提案者側の想定メリット
・ICTに関する新たなニーズの獲得
・ICT活用サポート事業のノウハウの獲得
・デジタルツール等の使用データ等の獲得
公民連携に期待する事項
・地域活動へのICT活用に関する技術的な知識およびそれを分かりやすく伝えられる技術
町内などの地域の住民の皆さんが自主的につくりあげる住民自治組織である町内会・自治会は、住民の皆さんに一番身近な地域団体として、住民同士の顔の見える関係づくりに取り組んでいるほか、地域の防災、生活安全といった個人や家庭だけで解決することが難しい課題にも取り組み、より住みやすいまちにするために活動しています。
東日本大震災や阪神・淡路大震災、東海豪雨などでは、町内会・自治会を通じて近所づきあいのあるところほど、地域による救助が進み、復旧も早かったと言われています。また、単身世帯でも周囲とのつながりができやすくなったり、子育て世代では、顔見知りの大人が増えることで、地域全体の見守りにもつながります。
このとおり、町内会・自治会をはじめとする地域活動団体は地域コミュニティにおいて、非常に重要な役割を担っています。
一方、近年全国的にこれらの地域活動を担っている役員の高齢化、活動の負担が大きいことも起因する担い手不足から運営に支障をきたしている地域も少なくありません。
地域活動の負担軽減のため、電子回覧板の導入など、ICTの活用が多くの地域で期待されているものの、地域活動を担っている役員たちの多くは、デジタル技術自体に不慣れな高齢の方々であり、ICTを活用した事例を導入しようにもハードルがある状況です。
また、本市では、デジタル技術に馴染みをもっていただくため、通信事業者と協定を締結し、スマートフォン体験教室を実施していますが、あくまで教室にご出席いただいた複数人単位に向けたものであり、個人単位での不明点をフォローする体制はなかなか整えることができません。
そのほか、ICT活用が進む地域からは、行政職員では対応しがたい、専門性が高い相談を受けることがあり、そういった対応にも苦慮しています。
高齢化の進む地域活動へのICT活用の普及に向けたサポートを頂けるようなご提案をお待ちしております。
担当課 | スポーツ市民局・地域振興課 |
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担当部署の事業の概要 | ・地域コミュニティ活性化推進に係る企画及び調整に関すること。 等 |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | 【ICTを活用した地域活動支援モデル事業(令和3年度)】 名古屋市内14小学校区の地域団体を対象に、タブレットを貸し出し、オンライン会議や電子回覧板の導入を支援 ⇒ICT活用のレベル差が大きく、活用希望内容が高度化、複雑化している団体に対しての対応に苦慮している。 【ICTを活用した地域活動支援事業(令和4年度予定)】 →導入に向けた機運の醸成のため、成功事例を他の地域団体へ紹介 |
提供企業に求める専門性 | ・ICTに関する専門的な知識を有すること ・高齢者にも分かりやすく、かつ丁寧に教えることができること ・相談や派遣要請があった際に迅速に動くことができること |
提案できるリソース等 | 名古屋市全域267小学校区の地域活動の情報 ・地域活動の実施者の紹介 ・地域団体の会議等の開催情報 ・区役所・コミュニティセンター等の施設 |
実施予定時期 | 随時 実現可能性の高い提案については、本市と面談打ち合わせを行い、実施予定期間等について協議します。 |
提案の選定方法 | 提案を参考に、あらためて実施事業者の公募等を実施します。 |
予算措置の可能性 | 提案事業の実施状況により、来年度以降の予算措置の可能性があります。 |
備考/その他参考情報 |
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