令和6年2月15日締結

 

～発災時における電力供給の協力及び各種防災訓練の実施による防災人材育成への協力～

　東邦ガスと名古屋市は「災害時における施設使用の協力に関する協定」及び「災害時における電気供給に関する協定」を平成29年3月に締結しております。

　みなとアクルスエネルギーセンターから港区役所へ電力を供給するための設備や電気ケーブルを東邦ガスにより設置しており、大規模災害発生時等に港区役所に送る系統電力が停電した際にはみなとアクルスエネルギーセンターから電力供給を行います。尚、被災により港区役所の建物または設備等の施設が使用困難になった場合等には、災害対策拠点としてみなとアクルスエネルギーセンターの会議室等を提供します。

　また、災害に備えた訓練・人材育成に向けて、定期的に港区役所と連携して送電訓練を行うほか、みなとアクルスエネルギーセンターにおける災害ボランティアセンターの設置訓練を地域や市と協力・連携して行うことで地域の防災力向上に寄与します。

 

 

～大規模災害時における被害状況等の情報提供～

　東邦ガスと名古屋市は「名古屋市デジタル移動系無線局の設置等に関する協定書」を平成23年4月に締結しております。災害発生時に迅速に被害状況等の情報収集を行えるよう、名古屋市のデジタル移動無線局を東邦ガス本社に設置するための場所を提供しております。

　また、有事の際、円滑な情報共有や対策の検討を行うため、月１回程度、災害時を想定した情報伝達連絡を名古屋市と連携して実施しております。

 

～脱炭素コンパクトシティモデルの推進～

　東邦ガスと名古屋市の共同提案により「脱炭素先行地域」に選定された「みなとアクルス」の開発事業において、2030年度までに民生部門の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを目指すとともに、地域課題を解決し地域の魅力と住民の暮らしの質を向上させる地方創生の取り組みを進めております。
〇主な取り組み事例
・市内外の分散型再エネリソースによる広域再エネグリッドの構築
・廃棄物発電の余剰電力を活用する循環型まちづくり
・水素とカーボンニュートラルな都市ガスによるスマートグリッドシステムの構築
・熱の高度化利用と根本的エネルギー変換への展開
・まちの強靭化
・TODとシェアシステムによるモビリティの利便性向上とエネマネ
・生活の質の向上とCO2排出削減を両立するまちの取組み

 

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～脱炭素社会の実現に向けた各種協力～

　脱炭素型まちづくりにおいて得られた先進的な取り組みや、脱炭素に向けた各種ノウハウ・サービスを提供することで、市域全体のCO2排出量の削減を始めとした脱炭素社会の実現を目指します。

〇想定される主な連携事項
・CO2クレジットによりオフセットしたカーボンニュートラルな都市ガスの活用に関する情報共有
・脱炭素社会の実現に向けた計画策定（ロードマップの策定）および啓発活動（省エネ勉強会・環境教育）の支援

 

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